2019-05

構造

(1級建築士)構造計算ルート

構造計算は、建物の規模に応じて様々な方法があります。どのような方法で構造計算を行うかを「構造計算ルート」といいます。構造種別によって違いがあるのですが、まずはその概要を整理します。 3つのルートによる構造計算 構造計算のルートは主に3つあり...
構造

(1級建築士)保有水平耐力計算に使う形状係数

建物のバランスを表す指標として、剛性率と偏心率というものがあります。剛性率が大きいほど、また偏心率が小さいほどバランスの良い建物と言えます。 一方、バランスの悪い建物でも、それを考慮して必要な耐力を確保していることを検証するという方法もあり...
構造

(1級建築士)建物の水平方向のバランスを表す「偏心率」

建物の高さ方向の揺れを表す剛性率に対して、水平方向をバランスを表すのは「偏心率」を使います。 偏心率とは? 偏心率は、建物の水平方向を表す指標で、以下の式で定義されます。 Re = e / re ここで、Reは各階の偏心率、eは各階における...
構造

(1級建築士)建物の高さ方向のバランスを表す剛性率

建物の耐震性を考えるうえで、建物の”バランス”は重要です。構造設計の世界では「剛性率」と「偏心率」というもので建物のバランスを表します。今回はそのうち剛性率について解説します。 剛性率とは? 剛性率とは、「建物の高さ方向のバランス」を表すも...