英語の学習にYoutubeを使い、例えばTEDなどを使って勉強することは、すでに主流となっているのですが、他にも英語学習に便利な動画コンテンツがあったので紹介します。
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いきなり洋画は難しい
ネイティブの英会話を聞く教材として、洋画を見るという手段があります。が、これは初心者~中級者レベルの人にはかなり難しく、また効果もそれほど高くないのかもしれません。映画で出てくる英語は、かなり日常会話に近いわけですが、その分、文法的に正確なものでもなく、また汎用性のあるフレーズがいつも出てくるわけではありません。また、海外の文化的な背景を知ったうえでないと理解できないものも多々あります。
ということで、いきなり洋画はおススメではないのです。
TEDもなかなかむずかしい
そんななか、YoutubeでTEDを聞いて英語を勉強している人も多いでしょう。確かに、素晴らしい教材のひとつではありますが、ある意味で完成されすぎた英語ということで、日常的に使うものばかりではありません。
また、TEDで登壇している人々は、当然ながら相当の練習を積んでいることでしょう。流暢な英語を、一度も使えることもなく、かなりのスピードでスラスラと喋っています。
ということで、TEDは”よそいき”の英語だと思っておいたほうがよいと思います。
National Geographic
そんななか、私がおすすめなのはテレビのナレーションのように、「喋るスピードが速すぎず、また口語的になりすぎないもの」。ナレーションの英語は、聞き取りやすいスピードで、かつ口語的になりすぎず、文法的にもちゃんとしていると思われます。教材としてはむしろこちらのほうがおすすめです。
そんなナレーションベースの動画コンテンツでおすすめなのが、National Geographicなどのドキュメンタリーものです。
Amazonプライム会員になると、PrimeVideoが無料で視聴できますが、NationalGeographicの動画も数多くラインナップされています。
おすすめはこちらの世界の都市シリーズ。旅行の情報収集のために見ていたのですが、ネイティブの英語を聞きつつ、内容も映画のような日常の会話中心ではなくナレーションによる解説なので、話が理解しやすいと思います。
例えば、こちらのスペインの動画では、サグラダ・ファミリアについての解説を英語でしてくれます。
もちろん英語を聞き取れれば一番良いのですが、すべてを聞き取れなくても、動画を見ていれば何となく内容が理解できます。おそらく、このようになんとなく理解できるくらいの英語を繰り返し聞いていき、だんだんと理解できるようになるのが良いのではないかと思います。
また、こちらの京都の動画や富士山の動画では、途中のインタビューの部分は日本語での会話となっているので、さらにわかりやすいのではないでしょうか。
ぜひ、活用してみてください!