英語の勉強には、もはやYouTubeが欠かせない存在となってきましたね。そんな中、今日は1日10分でできる英語勉強法JAMを紹介します。
目次
Just A Minute : JAM
まずはこちらの動画をご覧ください。
BBCでも紹介されたという、1日10分でできる英語の勉強法で、パートナーなしの一人でもできるという点が良いところかと思います。英会話教室などネイティブと話す経験も重要ですが、何より英語を使う時間を増やすという意味では、ひとりでできるエクササイズは重宝するかと思います。
英語の字幕付きの動画なのでとても分かりやすいですが、一応解説します。
ステージ1:1分間とにかく英語ではなす
まずは、何かテーマを決めて、それについて1分間英語でスピーチをすること。テーマは何でもよく、日常的な事柄でよいようです。
スピーチをする際に、ルールがあります。
- 1分間、とにかく止まらず話し続ける。息継ぎのため以外に話と止めてはならず、3秒以上の沈黙を作らないこと。
- 同じ内容を何度も話さないこと。(発音の練習ではないので)
- ノートやメモを作らない・とらないこと。話している最中は、とにかく話すことに集中すること。
とにかく英語で喋る、ということが重要なようです。また、事前に原稿を作らず、手持ちの知識で話すという点も重要なのでしょう。実際の会話では、事前に内容がわかっているわけではないので、その場の判断で英語をしゃべらないといけないわけですから、この方法はより実際の会話の状況に近いエクササイズと言えます。
ステージ2:ノートを作る
ステージ2では、ステージ1で話した内容を思い出して、それをノートに書き留めます。この時、話した文章をそのまま書きだすというわけではなく、スピーチをするときに思い付いたアイデアを書き出していく程度で十分です。
動画の例では、どのような交通手段で旅行するのが良いか、というテーマに対して、列車での旅が良いと主張しており、その内容として、3つのメリット
- い景色を眺められる
- 移動時間が長くリラックスできる
- 面白い人に出会える
といったことを思いついているので、これらのノートにメモしていきます。
これらの内容をメモし終えたら、再び1分間スピーチをします。この時には、先ほどメモした内容を見ながらスピーチをしますので、ある程度話す内容がわかっている状態です。ステージ1に比べて、よりスムーズにしゃべることができるでしょう。
ステージ3:アイデアを付け足す
ステージ3では、ステージ2で書き留めたアイデアに、関連するアイデアをさらに付け足していきます。アイデアを付け足したら、再び1分間スピーチを行います。
ステージ1・ステージ2では事前準備無しで話しながら思いついたアイデアだけでした。そのため、思いつくアイデアはありきたりのものに限定されるかと思います。しかし、ステージ2を経て改めて設定したテーマについて考えてみると、いろいろなアイデアを思いつくことでしょう。ステージ3では、この部分を追加でノートに書き留めることで、ありきたりの内容だけでなく、より深い内容のスピーチができるようになるはずです。
ボーナスステージ:スピーチを録音してみよう!
さらに上達するためのボーナスステージとして、スマホやボイスレコーダを使って自分のスピーチを録音することを推奨しています。
録音するメリットとしては、以下の2点を挙げています。
- 録音を聞くことで、どこを改善すればよいかがわかる(発音が悪いのか、文法がおかしいのか、など)
- 録音を残しておくことで、数週間後・数か月後に聞き返したときに、自分がどれだけ成長したかが確認できる。
自分の声を録音して聞くのは恥ずかしいと思いますが、非常に効果があるようなので、ぜひ試しましょう。
ということで、1日10分の英語エクササイズJAMについてでした。