ホリエモン書評3冊+α

こんばんは。

 

今日は最近読んだ堀江貴文氏の本の書評です。

 

 

目次

君がオヤジになる前に

君がオヤジになる前に

君がオヤジになる前に

 

堀江さんが若者向けに書いたと思われる本。いろんな年代の若者を想定し、その不安と思られるものを次々とぶった切っていきます。

最初の章で述べられている「結婚や起業で何かぎ変わることはない。」というのが印象的。また、ほかの著書でも繰り返し述べている「何かにハマる」ことの重要性を説いています。

 

 

99%の会社はいらない

 

日本の多く存在する”会社”という存在を分析しつつ、そもそもこれからは会社というものがいらなくなるという話。インターネットの普及により、今後ますます雇用主‐被雇用者という関係が減っていき、能力のある個人への直接的な仕事の発注形態が進んでいくということなのでしょう。そういう時代を生き残るには、「とことん自分の好きなことにはまれ」というのが最終的なメッセージのようです。

 

本の序盤で書かれていますが、”日本の多くの会社は、スペシャリストを求めつつもゼネラリストを育てるという矛盾したことが行われている”との指摘があります。読んでいて全くその通りだと感じました。今の自分の状況とか考えますと、サラリーマンを続けていても結局何者になれるのかよくわからない、ということになりかねません。今後のキャリアを考える上でも、示唆に富む本でした(このあたりは、以前書いたこちらの記事の本でも同じようなことが書かれていました)

 outlier.hatenablog.com

 

 

すべての教育は「洗脳」である 

 

以前から教育問題にはちょっと興味があったので手に取ってみた本。

最近の堀江さんの発言を見ますと、基本的に現在の日本の教育制度には否定的で、特に”大学”になんか行くな、という主張をされています。この本では、いかに日本の教育により若者へ刷り込まれてきた”常識”がおかしいか、また、どうやってそこから抜け出すか、といったことが書かれています。

で、結局のところ、とことん「自分の好きなことにはまれ」というのが最終的なメッセージのようです。

 

なぜ「ハマれない」? どうやったら「ハマれる」?

堀江さんの本はいくつか他にも読んだことがあるのですが、よく出てくるのか「好きなことにハマれ」というフレーズ。

仰る通りなのですが、なぜ多くの人ができないのか。

 

ひとつの要因は、何にハマるべきか? がわからない、ということ。

どうも、僕は何かにハマってきたことが無いような気がする。好きなこと・興味があることはいくつかあるが、例えば、今の全財産を投入するほどか、睡眠時間を削ってでもやるほどか、そこまでではなかった。

これは、まだハマるほどのものに出会っていないのかもしれないし、ハマることにより犠牲になるものへの恐怖感かもしれないし、何かにハマりすぎることは良くないという教育(という名の洗脳)かもしれない。(僕の場合、この3つ全てが合わさっていると思われる)

 

次に、ハマっていたつもりが、実はたいしたことなかった、というのもありえる。

僕としてはハマっていたつもりでいたが、周りを見渡すともっともっとハマっている人達がたくさんいて、とても敵わないと思ったことがよくある。

 

あと、ハマってはいるが、それが他人からなかなか認められず、途中で挫折する、というのもありそうだ。

何かにハマるということは、いわゆる「普通」から外れる事である。とすると、多くの場合、周りからの批判や嘲笑にあう。これに耐え得る自信や自己肯定感がない場合、とことんハマる状態までたどり着けず、中途半端で終わってしまう。

 

どうやってハマるか?

ハマるためには、まず何にハマるか(=何が好きか)を決定し、それに力を注いでいき、それが周りに認められる、という過程が必要のようだ。しかし、何をやったら周りに認められるかは事前にはわからない。とすると、とにかく片っ端からやっていくという行動力をつけるしかないということか。(それができないから困っているのだが・・・)

 

 

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