こんばんは。
以前からちょっと興味のあった、ブラック部活動問題の本を買いました。
で、ちょっと読む時間がなかなか取れないので、「読む前の感想*1」を先に書いておきたいと思います。
目次
教師の本業は「学習指導」なのか?
教師の一番の仕事は何なのでしょうか?授業をはじめとした学習指導なのでしょうか?
こんなことを書くといろんな方面から反感がくるかもしれませんが、正直なところ、学校の先生から勉強を教えてもらってよかったと思ったことは一度もありません。勉強は、基本的には自分でやるし、わからないことがあったら、
- 優秀な友達に聞く
- 参考書を読み漁る
- 予備校の先生に聞く
といったことで対応していました。今の時代でしたら、ここに、④ネットで調べる、⑤ネット上で誰かに問い合わせる、という選択肢が入ってくると思います。
また、いわゆる進学校などでは、先生より生徒のほうが詳しいこともよくあるかと思います。なので、教師が勉強を教える、というのはメインの業務でなくても良いと思うのです。
全部ネットで授業配信したら?
最近でいうと、スタディアプリなどのツールを使えば、ネットでハイレベルな授業がいくらでもできます。教師個々のレベルの差とか関係なくなりますね。
また、当然ですが、大学生・社会人向けのネットコンテンツもたくさんあり、東大・京大はもちろんのこと、海外のトップレベルの大学まで、様々な大学でオンライン講義を提供しています。
教師は部活動顧問に専念してみたら?
そもそも、多くの学生が、予備校に通っているのは、現時点で、教師の指導だけでは足りないということを意味しているはずです。勉強を教えることに特化している予備校講師に教師が勝てるとも思いませんし。
さらに、上で紹介したようなオンラインのコンテンツがこれからどんどん充実していくと、ますます教師が勉強を教える必要性が薄れていくと思います。
では、教師に存在価値はないのか?というと、そうでもないと思います。つまり、オンラインでは提供できないものについては、やはり今後も教師が担っていくしかないのでしょう。そういう意味では、部活動はまさに教師がやるにちょうどよいと思うのです。
あるいは、教師が、生徒のレベルに合わせて、無数のオンライン口座からどれを受講すればよいかを提案するコンシェルジュ的な役割であれば、ありえるのかもしれません。(これすら、ネット上でAIが全部やってしまうかもですが)
ということで、好き勝手書いてみたのですが、この考えが、冒頭で紹介した本を読むことでどう変わるのか。
*1:いつも本を読んだ後の感想(書評)を書いていますが、むしろ、どんな気持ち・考えでこの本を読もうと思ったか、というのも大事な気がしてきました。