奨学金を返済完了して思うこと

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先日、大学・大学院時代に借りていた奨学金の返済が完了しました。いろいろ思うところがありますが、これから借りる人に向けてのアドバイスをまとめてみたいと思います。

 

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目次

それなりの大学に行ける学力があるなら、積極的に借りるべき

奨学金にもいろいろ種類がありますが、最も有名なのが日本学生支援機構の奨学金です。無利子の第1種と有利子の第2種の奨学金があり、国公立or私立、自宅通学or自宅外通学により金額は変わりますが、第1種は最大64,000円、第2種は最大120,000円まで借りることができます(平成30年度以降の入学者の場合)

独立行政法人日本学生支援機構
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の公式ホームページです。

 

仮に月64,000円をバイトで稼ごうとすると、時給1,000円としても月に64時間、週に約16時間が必要で、これを学業やサークルなどの時間の合間に行うのは結構しんどいし、もったいないと思います。

 

学生時代の貴重な時間を選考して買うと考えれば、決して高い買い物ではないと思います。

繰り上げ返済もしなくてよい

第2種の場合の利率は日本学生支援機構のホームページに公開されていますが、0.3%前後となっています。

銀行の金利よりは当然高いですが、この程度であれば、繰り上げ返済するよりも、インデックスファンドの投資信託などで運用したほうがお得です。

借りたお金は当然ながら返す必要がありますが、無理して繰り上げ返済をしてもさほどメリットはありません。

大学院は、バイトするより返還免除を目指すべき

特に大学院時代の奨学金については、返還免除を狙いやすいと思います。大学院の授業の他、学会発表や論文投稿などで良い結果を出せば、少なくとも半額の返還免除は誰でも狙えると思います。

 

私の場合、修士課程2年間で借りていた奨学金の半額(約100万円)が返還免除となりました。大学院時代に、普通に研究をしながらバイトで年間50万円を稼ぐのは意外と大変だと思います。一方、普通に研究して学会などの発表も行っていれば、半額の返還免除はさほど難しくありません。また、当然ながらしっかりと学業や研究に打ち込むことで、就職活動も有利になると思います。

 

 

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