こんばんは。
女性の社会進出が進み、今や夫婦共働きが当たり前になりつつあります。そんなことは僕が学生だった時から言われていることだったのですが、社会人になって周りの人たちを見ていると、年齢を問わず家事をしていない・できない男性がまだまだ多いと感じました。
僕も昔は家事に無頓着でしたが、学生の時にこの本を本でから、家事をすることに対して抵抗がなくなりました。ということで、簡単にレビューしておきます。
目次
概要
全体の構成は、家事の中枢をなす「料理」「洗濯」「掃除」の3部に分かれています。
本の冒頭でも書かれていますが、生活も身体も軽量化して「なるべく家事をしない」といことを推奨しており、そのための7か条として以下のものを提案しています。
- 小さく暮らす
- 大掃除ではなく、小掃除をする
- 買いだめをしない
- 洗剤は少なめに
- 品質をチェックする
- 生活サイクルをつくる
- 自分自身を軽量化する
この本の発売当時、今のように食洗器やお掃除ロボットなどがまだ普及する前でしたので、より一層「なるべく家事をしない」という発想は重要だったのでしょう。
料理は、脳とカラダのエステです
料理については、一人暮らし男子を想定した2週間分のメニューの例があったり、ストック料理のレシピやエコ・ヘルシーな買い物術が紹介されています。また、キッチン周りの掃除のノウハウものっており、これらを一通りマスターできれば、とりあえず健康で清潔な食生活が送れると思われます。
洗濯も、男子のファッションのひとつです
洗濯のパートでは、各衣類の基本的な洗濯の方法から、アイロンがけ、ベットメイキング、しわのできにくい干し方などが紹介されています。また、特に社会人男性にお薦めなのが、革靴の手入れの方法。自分がスーツを着るようになってから、以前よりもスーツの足元の靴に目が行くようになったのですが、意外と手入れがされているかどうかで見た目の印象は変わります。もちろん、靴の寿命にも影響するので、正しい靴の手入れを覚えることは経済的にも重要です。
掃除は、あかるい空間アートです
掃除は、料理などと比べると、おそらく面白みがなくてやる気のおきない家事だと思います。そんななか、以下に手を抜いて掃除をするか、という方法が多く紹介されています。また、床の材質別の掃除機のかけ方についてでは、フローリングの場合は先に雑巾がけしてから掃除機をかけたほうが良いなど、多くの女性も知らないであろう知識が出てきており、一読の価値ありです。
目指せ家事男子
2009年発刊の本なのですが、未だに持っています。便利な道具や家電が次々と出てきており状況は発刊当時と変わっている点も多々ありますが、基本的な事柄はあまり変わっていないような気がしており、今でも時々読み返す本だったりします。
ということで、女性が求める家事ができる男子になるための本の紹介でした。