恋愛工学といえば本家のこちらのメルマガが有名ですが、バックナンバーを全部読み返すのはなかなか大変。そう思っていたところ、分かりやすく要点だけまとめてくれた本がありましたので、ご紹介します。
目次
恋愛工学の教科書
恋愛工学というのは、藤澤和希氏のメルマガで紹介された恋愛テクニックなどをまとめたものですが、メルマガで少しずつしょうかいされているので、体系的に整理されていないような気がします。そこで、こちらの本から始めると、 全体像がつかめるのではないでしょうか。
基本的にはいわゆるモテ本だと思うのですが、随所に心理学や生物学の要素が織り交ぜられており、ゆえに工学と呼ばれているのでしょう。
恋愛工学の基本
さて、この本で紹介されているのは、恋愛工学の基本的な部分が中心で、
- セックストリガー理論
- ACSモデル
- モテスパイラル
といったものが解説されています。
セックストリガー理論
「よりセックスをしているオスがメスからモテる」というもので、メダカの実験で確認されている現象。恋愛工学で最もよく出てくるワードの一つ。
女性の世界では、いわゆるマウンティングが頻繁に行われます。レベルの高い女とセックスしている男とセックスできることは、すなわち自分も同じくらいレベルが高いのだ、ということなのでしょうか。そういえば、以前石原さとみとIT社長の熱愛報道が出たときに、自分も竿姉妹ですってTwitterで宣言する女が続出しましたが、そういうことです。
ACSモデル
Attraction、Confotable、Seductionという知り合ってからセックスまでたどり着く3ステップのこと。
まずは女の子に声をかけ、こちらに気をもってもらうのがAttraction。これがないとそもそも始まらない。
次に、女の子と心地よい関係性を構築するのがConfortableフェイズ。これは、心理学のテクニックを使って女性を魅了しましょうということ。
最後のSeductionは、心地よい関係から男女の関係に持っていくステップ。女性がセックスせざるを得ないようにして、言い訳を用意してあげることがポイント。
このあたりは、すでにいろんな記事で詳しい解説がされているので、そちらも参照頂きたい。
モテスパイラル
一度女性とセックスできると、さらにほかの女性からも持てるようになるというもの。つまり、最初の一人目にたどり着けるがが重要ということである。
Easy Win First!
この本にはいろんなことが書いてありますが、僕が一番気に入ったのは、”Easy Win First”という言葉。今まで非モテだった人がいきなりナンパなんかするのは難しいので、まずは街コンなどの婚活イベントや出会い系アプリなどからスタートして、とにかく「どうやっても失敗できないくらいにハードルを下げる」ことが重要ということです。
これは、仕事など人生の他のことにも通ずるところがありますね。
ということで、恋愛工学の書評でした。