旅行や押入れの整理の時によく使うのが圧縮袋。基本的には衣類などを入れて空気を抜いて圧縮することで体積を減らすというものですが、実は色々便利な使い方があるので紹介します。
スーツがしわにならない!海外出張の時に便利
海外出張のとき、スーツをしわにならないようにどうやって持って行きますか?実は、圧縮袋をうまく使うと、スーツケースの中にたたんで入れてもしわにならずに済みます。
まずはこちらの動画を見て、きれいなたたみ方を覚えましょう。
ポイントは、ラペルの部分がつぶれないようにたたむことと、圧縮袋から空気を抜かずに封をすること。そうすることで、上の他の物を載せても服が押しつぶされることがなく、しわができるのを防いでくれます。
実際にやってみると、こんな感じになりました。スーツケース(サイズ:約37㎝×58㎝×27㎝)にぴったり収まります。
なお、この方法でスーツをたたむと、サイズは横30㎝×縦40㎝×厚さ6㎝ほどになりました。このサイズのスーツを入れて、かつ、空気分の若干の余裕を持たせると、50㎝×42㎝のサイズの圧縮袋がちょうどよいかと思います。
引越しの時にも便利!
さて、上記の圧縮袋を使ったスーツの収納ですが、実は引越しの時にも役立ちます。
引越しの時も、スーツをしわにならないようにどう梱包するか、悩むところです。引越し屋さんによってはハンガーボックスを使うこともできますが、有料の場合がほとんど。ネットでハンガーボックスを買うことも可能ですが、わざわざ1回の引越しのために買うのもどうかと悩むところです。
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そんな時は、上記の方法で圧縮袋にスーツを収納します。あとは、これを段ボールや衣装ケースなどに詰めて梱包するだけ。空気を抜かずにしておけば、スーツを3着ほど縦に重ねても、つぶれることはありません。
また、この方法を使えば、スーツをたたんだ状態で長期保管することも可能です。クローゼットが狭い場合などは、たたんで圧縮袋に入れて、ベット下などに保管することも可能です。なお、長期保管の場合、事前にしっかり乾燥させたうえで、防虫剤を入れておくとなお良いでしょう。
ということで、圧縮袋の便利な使い方でした。