こんばんは。
半年ほど前から、仕事で時系列データを扱う機会が多くなってきました。そんなわけで、改めてデジタル信号処理を勉強しているのですが、なかなか奥が深く難しいですね。しかし、デジタル信号処理は分野によらずマスターしておいて損はない基礎的技術といえるでしょう。
そんなわけで、デジタル信号処理の勉強でおすすめのコンテンツを紹介します。
- やる夫で学ぶディジタル信号処理
- デジタル信号処理の基礎
- ディジタル信号処理(TOKYO TECH OCW)
- A WAVELET TOUR OF SIGNAL PROCESSING
- 基本からわかる 信号処理講義ノート
- MATLAB対応 ディジタル信号処理
目次
やる夫で学ぶディジタル信号処理
東北大学の鏡准教授によるサイト。まずタイトルからして面白い。
このサイトでは、「やる夫」と「やらない夫」という二人のキャラの会話形式で、デジタル信号処理の基礎的部分が解説されています。まずは基本となるフーリエ変換から始まり、線形システム・デジタルフィルタ・ラプラス変換・z変換と話が進んでいきます。会話形式で展開されるので、話がとても分かりやすいのが特徴です。
デジタル信号処理の基礎
https://www.asp.c.dendai.ac.jp/ASP/DSPseminar13.pdf
東京電機大学の金田教授によるスライド。デジタル信号処理全般を簡単にまとめたスライド集で、難しい数式はあまり使わず、図を使ってイメージを掴めるようになっています。デジタル信号処理の初心者におすすめ。
ディジタル信号処理(TOKYO TECH OCW)
東工大の講義資料。全14回ですが、フーリエ変換からデジタルフィルタまで基本的な部分が網羅されています。
A WAVELET TOUR OF SIGNAL PROCESSING
Francois Chaplais氏によるウェーブレット変換に関するサイト。英語なのがちょっとしんどいですが、ウェーブレット変換についてわかりやすくまとめられています。
トップページの浮世絵がおしゃれ。
基本からわかる 信号処理講義ノート
比較的最近でた信号処理の教科書。フーリエ変換・ラプラス変換・z変換・デジタルフィルタなどをコンパクトにまとめてあります。おそらく大学生向けの教科書ですが、社会人の学びなおしにもおすすめです。
MATLAB対応 ディジタル信号処理
こちらもデジタル信号処理に関する基礎的な内容をコンパクトにまとめた教科書です。多くのMATLABのサンプルプログラムが収録されており、実際に自分でプログラムを書きながら勉強していくことができます。
以上、デジタル信号処理の勉強に役立つサイト・本の紹介でした。